現在、小学生の不登校は急増しています。「誰ともかかわらずに家にずっといていいのだろうか。」「仕事があるから、子ども一人で留守番させるのは不安。」フリースクールや通信制高校などはたくさんあるけれど、小学生はどこに行けばいいのか悩みます。子どもによって合う場所が違うので、子どもと一緒に安心できる場所を探すことがとても大切です。
目次
不登校児童とは
不登校児童とは、文部科学省の定義によると、「何らかの心理的、情緒的、身体的、または社会的要因・背景により、年間30日以上学校を欠席している児童」を指します。ただし、病気や経済的な理由による欠席は含まれません。
令和5年度全国で不登校34万6482人(小・中学校)との発表があり,前年度から15.7%の増加で過去最多となりました。不登校児童は増え続け、今では誰でも不登校になり得ると思えるほど、身近な課題となっています。
不登校児童の特徴
- 学校に行きたくても行けない状態
- 学校に対する不安やストレスが強く、登校することが困難になる。
- 生活リズムの変化
- 昼夜逆転、長時間のインターネット・ゲーム利用などが見られることがある。
- 多様な背景と個別の要因
- 不登校になる理由は子どもによって異なり、一つの原因に特定できるとは限らない。
不登校児童の受け入れ場所について
① SCHOOL“S”
SCHOOL “S” (スクールエス) – 個別最適な学び担当 | 広島県教育委員会
広島県教育委員会が開設している教育支援センターで、広島県に住んでいる不登校等の小中学生を支援しています。不登校や不登校傾向の児童生徒、とりわけ学校等と十分につながりが持てていない児童生徒に対し、対面とオンラインの両面による社会とつながる場を提供し、個々の状況に応じた学びを進めることを通して、社会的な自立に向けた支援を行う場となっています。
② ふれあい教室
広島市教育委員会が、広島市内在住の不登校児童生徒を対象に不登校児童生徒の社会的自立を図ることを目的として、「ふれあい教室」を市内5カ所に設置しています。
- ふれあい教室・中
- ふれあい教室・北
- ふれあい教室・西
- ふれあい教室・安佐南
- ふれあい教室・東
③ 不登校支援センターパルク
不登校支援センター「パルク」では,不登校になった小学生の居場所をつくり,そこで個に応じた学習支援や体験活動を中心としたカリキュラムを行うことで「心の元気」を回復させ,学校復帰することを目標としています。何年かかっても「心の元気」を取り戻せば子どもは学校という社会へ戻っていきます。じっくり子どもに向き合い,一人でも多くの子どもたちが自分の「キラリ☆」を見つけ,元気になっていくことを願って設立された民間型教育支援センターです。
2022年9月に設立し、企業やボランティアなどと一緒に活動する体験活動や、自分のペースに合わせた個別学習、コミュニケーション力をつける小グループ学習など、独自開発のカリキュラムを展開し、実績を上げています。2023年度は利用者21名、そのうち学校復帰は12名となっています。教職経験36年(うち校長9年)の公認心理師により、子ども一人ひとりに応じたサポートを行います。さらに保護者カウンセリングも行うことで成果をあげています。
能力開発スクール G to F
好きなこと・得意なこと「だけ」を学びながら、個性や才能を職能へ|能力開発スクール G to F|広島市
能力開発スクールG to Fは、社会で使えるスキルを学習しながら、自分の個性や才能を職能へつなげることを目的とした能力開発スクールです。ここでは、公認心理師が常駐し、メンタルサポートを受けながら受講できるため、自分の才能を一緒に見つけることができます。さらに、キャリアコンサルタントも常駐し、自分にあった職業をさがすことができます。不登校やひきこもりなど、学校や社会で適応が難しかった経験をもつ方でも安心して受講できるように、月2回(土曜日)のみ全6回の実施で、休んでも途中からでも安心して受講できるカリキュラムとなっています。コース内容も、今社会で必要とされているスキルを有し,第一線で活躍している講師陣が指導します。
【コース一覧】
- Rejouiと共同開発
データサイエンス(BASIC)コース
データサイエンス(ADVANCED)コース
- 株式会社CodeFoxと共同開発
AI活用基礎コース
- 合同会社Geneleafと共同開発
Pythonコース
- Spica Ayuと共同開発
デザイン創造コース
- 広島工業大学・松本教授と共同開発
コンテスト参加コース