目次
小学校でも導入され始める理由とは

🌱 はじめに
近年、日本の教育現場で大きな変化が起きています。
その象徴の一つが、**「小学校でのプログラミング教育の必修化」**です。
「まだ小学生なのに、プログラミングなんて早すぎない?」
「パソコンが得意じゃない子はついていけるの?」
そんな疑問や不安を持つ保護者も少なくありません。
では、なぜ今、国は小学校からプログラミング教育を導入するのでしょうか。
📌 背景:社会が急速にデジタル化している
私たちの暮らしは、スマートフォン、AI(人工知能)、クラウドサービス、IoT(モノのインターネット)など、デジタル技術によって急速に変化しています。
- スーパーのレジはセルフ化
- 銀行はアプリやオンラインサービス中心に
- 企業活動の多くがITシステムに依存
こうした社会では、IT技術の仕組みや使い方を理解できる人材がますます必要になります。
単に「使える人」ではなく、「活用できる人」や「新しいサービスを生み出せる人」が求められているのです。
🏫 学校教育に求められる変化
従来の教育は、「知識の暗記」が中心でした。
しかし今は、知識をどう使い、どう新しい価値を生み出すかが重視される時代です。
そこで注目されたのがプログラミング教育です。
これは、プログラマーになるための訓練ではなく、
論理的思考力・問題解決力・創造力を育むための教育として位置づけられています。
💻 小学校でプログラミングを学ぶ目的
文部科学省が示す小学校プログラミング教育の目的は、次の3つです。
- プログラミング的思考を育む
物事を順序立てて考え、最適な解決方法を見つける力。
これは数学・理科だけでなく、生活や社会活動全般に活かせます。 - 情報活用能力を高める
デジタル機器やソフトの使い方を学び、情報を正しく扱う力を身につけます。 - 将来の可能性を広げる
ITやAIを「使う側」から「作る側」になる経験を早くから積み、進路の選択肢を増やします。
🤔 「プログラミング的思考」とは?
プログラミング的思考は、以下のような力を指します。
- 目的を明確にする(何を達成したいのか)
- 手順を分解し、順序立てる
- 試行錯誤し、改善する
- うまくいかなかった原因を分析する
これらはプログラミング以外にも、勉強、部活動、日常生活、将来の仕事など、あらゆる場面で役立ちます。
🧩 授業の例
小学校で行われているプログラミング授業は、多くが遊びや教科学習と組み合わせた形です。
- 算数 × プログラミング:図形を描く順序をプログラムする
- 理科 × プログラミング:センサーを使って光や温度を計測
- 総合学習 × プログラミング:ロボットを動かすゲームづくり
このように、“楽しみながら考える”活動が中心になっています。
🌍 世界的な潮流
日本だけでなく、海外でもプログラミング教育は低年齢化しています。
- イギリス:2014年から5歳から必修化
- フィンランド:2016年から全国で導入
- アメリカ:州によっては小学校低学年から開始
世界的にも、「読み・書き・そろばん」に加え「プログラミング」が新たな基礎学力と考えられているのです。
💡 保護者としてできるサポート
- 家庭でのPCやタブレット利用をポジティブに捉える
- 成果だけでなく「試行錯誤した過程」を認める
- 興味を持ったら、スクールやオンライン学習で深める機会を与える
小学校の授業だけでは時間が限られるため、家庭でのサポートや民間スクールの活用も有効です。
🚀 まとめ:プログラミング教育は「未来への投資」
- 社会が求める人材像にマッチ
- 論理的思考・問題解決力・創造力が育つ
- 小学校から始めることで、将来の可能性が広がる
「なぜ今プログラミング教育なのか?」
それは、子どもたちが未来の社会で生き抜くための“必須スキル”を早くから育てるためです。
今は「早すぎる」ではなく、
**「今からだからこそ、無理なく楽しく身につけられる」**時代になっているのです。
広島でプログラミング・データサイエンスを学ぶならG to F!

「今」そして「これから」を反映した学習内容
Society5.0のような未来社会の実現には、そうした未来を創造するための人材育成が欠かせません。
社会が大きく速く変化していく中で、企業等で求められるスキル、能力はどんどん変化しています。G to Fではこうした社会の変化に対応するため2025年4月現在で以下のコースを用意しています。
〇データサイエンスBASICコース
〇データサイエンスADVANCECDコース
〇Pythonコース
〇AI活用基礎コース
既に社会、企業で求められていますが、これからの未来に更に求められていくと考えられる知識、スキルを身に付けることができるコースです。4つのコースに分かれていますが、それぞれが関連しあっている内容であるため、例えばデータサイエンスBASICコースを終えた人がPythonコースを続けて受けることでさらに知識、スキルを深めることができます。G to Fでは最初に入会金をお支払いいただければいくつのコースを数年間かけてでも受けることができます(もちろん各コースの月ごとの受講料は必要です)。そして各コースとも月に2回の授業というゆったりとした日程を組んでいますので、学習に余裕をもって取り組める方は2つのコースを同時期に受講し、短期間で学習を深めることも可能です。
さらにやや年齢層が低い方向けにはコンテスト参加コースを用意しています。こちらのコースはビジネスコンテスト等に参加する作品を個人であるいは数人で共同開発していくコースです。コンテストに参加したアイデアを、他の上記の4つのコースを学ぶことを通してアイデアを現実に近づけることが可能になってきます。またコンテスト参加コースには国家資格のITパスポート取得を目指すタームも設定しています。
ここにしかない内容と講師陣
前述のようにG to Fは、「今」もそしてこれからはさらに求められる知識、スキルを自分の興味のある、得意な分野からさらに発展して学べるプログラムを用意しています。ここにしかないプログラムであり学習内容です。
その学習内容と実際に授業を行う講師について説明していきます。
各コースともその教材は企業や専門家との共同開発です。
(※協力していただいている企業等はそのホームページをリンクして貼っていますのでそちらも参考にしてください。)
まずデータサイエンスBASIC/ADVANCEDコースは株式会社RejouiがG to Fの授業のために作成してくださったテキストをもとに進めていきます。
Pythonコースは合同会社GinLeafと、そしてAI活用基礎コースは株式会社CodeFoxとの共同開発です。いずれのコースも講師は自身の知識とスキルを活かして会社を創業され、多くの成果を挙げられているAndy氏(GinLeaf)と進藤史裕氏(CodeFox)が直接授業をしてくださります。G to Fのような小さな規模の場でと考えると通常考えられないような講師陣です。
そしてコンテスト参加コースは広島工業大学の松本慎平教授の協力を受けて行います。松本教諭の指導を受けて学生4名が受講生と一緒にコンテスト参加のアイデアを考え、まとめていきます。指導する学生は自身が様々なコンテストで優秀な実績を上げている学生たちです。
ゆとりをもって学べる柔軟なカリキュラム
カリキュラムの構成もG to F独自の他に類をみない構成になっています。
「1」の中でも書きましたが、各コースとも月に2回の授業です。様々な事情で週に何日も通うのが難しいという方もおられると思います。そういう方々にゆとりを持って学んでもらえる場所です。
G to Fの各コースは6コマが1つのタームになっています。月に2回ですから順調にいけば3か月で1つのコースの履修が終わりますが、ここにもG to F独自のカリキュラムが隠れています。各コースとも6コマのタームを繰り返して行います。そしてこの6コマは積み上げ式の授業内容ではなく、「1話完結型」のドラマのようになっています。であればどうなるかというと、仮にあるコマを休んだとしても次のコマに出席した場合の負担がなくなるということです。では休んだコマはどうするのか?繰り返し授業は行われるので次のタームで休んだコマを履修することが可能になります。休んでしまった、遅刻してしまった、早退してしまった、受けたけどよくわからないところがあった、こんな時に何度でもそのコマを受けることができるのがG to Fです。各コースとも修了するための期間設定はありません。「好きな時に何度でもOK」です。
サポート体制の充実
G to Fの理念は「個性をキャリアへ」「誰でも安心できる環境」の2つです。そしてこの理念に基づいてG to Fの授業にはキャリアコンサルタントと公認心理師が常駐します。
日本の直近の就業者数(24年平均)は過去最高です。しかし総労働時間は減少しています。今後は就業者数も減少するので総労働時間はさらに減少することは間違いありません。そしてそれに伴って生産性も下がってしまうことが予想されます。こうした課題を解決するために、自身の持っている個性、特性を存分に生かして社会で活躍の場を広げてほしいと願ってG to Fを立ち上げています。
そのためにキャリアコンサルタントが常駐し、若者のキャリア形成に向けての助言、指導等のサポートを行っていきます。
そして若者の中には自分の将来が見えなくなっている、そのため自信を無くしているという方もいるかと思います。勇気を振り絞ってG to Fで自分の将来の姿を見つけるために学んでみようという方もおられるかと思います。公認心理師が授業に常駐し、様々な場面でタイムリーな声掛けなどの支援を行うとともに、必要に応じて個別のカウンセリングを行いスキルアップにつながるエネルギーの回復に一緒に取り組んでいきます。 G to Fはこうしたサポート体制を備えて、少しでも多くの若者が社会の中で自身のキャリア形成、キャリアアップを実感しながら活躍できるようになってくれることを願っています。